昨夜の夢はわが家の愛犬を僕がいつもどおり
わしゃわしゃ撫で回している夢だった。
わしゃわしゃわっしゃしゃしゃ、しゃしゃっっしゃー。
眼いっぱいの愛情表現に犬は喜び、うざがり、無視したりしていた。
それで気づいたら若かったはずの、僕はおじいちゃんになっていた。
皮と、骨の、自分で立ち上がれないくらいの老人になっていた。
老人僕は、思った。
「なんていい人生だったんだ!ラッキー。神様サンキュー。」と。
目覚めた僕も思った、あいついい一生おくってやがったな、と。
え、それだけですよ?
え?なんの話?幸せのはなしですけれども。