メキシコの事


強い日差しを避けて、地下にあるという、その店に避難した。
この国の太陽は無邪気で、まっすぐすぎる。私の弱い目には少し酷で、真っ直ぐと空を見ることが出来ない。
街の中央にある、傾きながらも2世紀半もの間そこに建っている教会の鐘が
今日一日の終わりを告げている。昔どこかで聞いたことのるような鐘の音を
背に、私は店のドアを開ける。
ひんやりとした空気の店内で私は少しホッとする。
一日中メキシコシティの街中を歩き回ったのだ、道もまったくわからないし、
尋ねようにも言葉が分からない。英語は、まったく通じない。なぜか自然にでてしまった日本語は少し通じた。
テキーラを薬草で割ったものを頼んで、私は椅子に深く寄りかかる。店内を見渡してみると、2,3人の無口な客と、初老のバーテンダーがそこにはいるだけで
特に変哲もなく、ここはどこでもいい気がする。東京でも、シアトルでも、ダブリンでも、
トロントでも。

この街は少しおかしい。高地に位置するからだろうか、気候のせいだろうか、人々の性格だろうか、それとも初日に訪ねた古い遺跡のせいだろうか、私を混乱させる。
混乱しすぎたからだろうか、昨日は国立美術館で先住民族の霊に遭遇してしまった。もう少し、し目を凝らしてもみたらフリーダ・カーロの霊も見えたのかもしれない。
なにかこの街は存在が疑わしい。騒がしくて賑やかな街なのだけれど、クラクションの音は耐えることはないし、人々の陽気な笑い声や叫ぶ声が確かに存在している。ごく当たり前の事だ。
だけど、一歩裏通りに入るとそこにはだれもいなくて、ただごく綺麗に舗装された道と、誰も住むのことのない綺麗な家が建っているだけ。よく見るとすべて幻だった、表通りの喧騒は過去が見ている夢なのではないか、と錯覚させてしまう。
もしかしたらあなたは笑うかもしれない。しかし、でも実際にこの国では、遥か昔の話ではあるけれど、国と、人々が突然に消えたという例がちゃんとある。高度な文明を誇る巨大な建造物と、その夢の後だけを残して人だけが文字通り蒸発するように消えてしまったのだ。紀元前と言われる古い時代に話・・・・・・あと長い。

↑これすべて前置きです。
いろいろPC内を整理していたら、でてきたので載せてしまいました。長いっすね。
自分で書いたようですが、まったく覚えていないのです。
多分メキシコ旅行中に書いたのでしょう。途中で話が切れているので、なにを
だれに書いているのか分からないのですが、自分の今の状況と遺跡‘ティオティカワン’
について書いているようです。ここは高い文明の下で作られた街と、巨大なピラミッドの跡地があります。だれが、何の目的を持って作ったのか未だよく分かっていないとの事。
で・・・・。
あ、なんか眠い。寝よう。この話はもういいや・・・。
そういや謎は謎のままでいいってこともありますもんねー。
自分が昔何を書きたくて、ピラミッドについてなにを書きたかったのかよく分かりませんが
今日また一つ自分自身のことがよく分からなくなりました、ええ。心配です、自分。
もう少ししっかりしてほしいです。自分。
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by swansong_day | 2006-01-12 01:29


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