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家族

最近、日課となっている「日本むかし話」をネットでぼんやりと見ておりました。

「きつねの恩返し」という話がありました。
あのですねぇ、私、これをみて泣きました。
真夏の夜にランバダを踊りながら泣きました。
ドコドコドコドコドコ(簡単なストーリー紹介が始まります)

まず子供と旦那さんを失った、おきよさんがいます。
おきよさんは、幼くして母をなくした庄屋の息子の乳母をすることになりました。
乳母をしながら山にある自分の子供と夫のお墓に、通う日々。
そこでこれまた母親を失った子狐に出会います。
あわれに思ったおきよさんは、庄屋の息子さんと、子狐を自分のお乳で育てます。
庄屋の息子もきつねと楽しく遊びます。

そして、刻は流れ、きつねは一人でやっていけるようになり、山に帰っていきます。
それでも恩を感じていたきつねは時々里に下りてきて自分の「家族」を見守ります。

えー、ここらへんで僕はえっっぐえっぐ泣き始めました。心、純粋ですよねぇいや僕が。

成人した庄屋は、お城から昨今人々を困らせていた大蛇討伐を命令され、困惑します。(なぜ庄屋に?)
年老いたおきよさんは、自分も大蛇退治についていくといいます。
その光景をこっそり見ていたきつねは「ここが恩返しするところコーン!!」と走ります。

き、きつね・・・お前・・・。

庄屋の息子は、育ててくれたおきよさんを危ない目にあわせられないと深夜そっと退治に一人で出かけます。

む、むすこ・・・お前・・・。

庄屋の息子は大蛇に一人で立ち向かいます。うおおー、がんばれー。
しかし、庄屋といってもそこは普段は農家。すぐにピンチに。
そこに神社から借りた神剣をもったきつねが駆けつけます。
おきよさんも駆けつけます。

そして、叫びました

「神様、私の息子たち(庄屋の息子、きつね)を助けてください!!」と。。。

そして・・・。続きの動画

不思議な3人の家族の話。家族とは別に血のつながりではないのですね。血というものは傍目には見えないけれど、つながりというものは目に見えるし、感じられるものだ。
いい話だな。僕の家族、ロン(イヌ・雑種)にも見せてやりたいなぁ。
ああ、でも絶対あのイヌ大蛇きたらにげるなぁ・・・。
マッハで逃げるだろうなぁ。

家族_d0011742_1593444.jpg

写真のイヌはマルさんです。
by swansong_day | 2010-07-20 01:52


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